△74金まで

6月9日カルチャー教室プレジールより四枚落ち
(上写真)下手の作戦は二枚落ち定跡の銀多伝!
上手が非常に困る作戦ですが、下手からするとどう攻めてよいのか難しいところもあります。
ここから、▲96歩△24歩▲34歩△同歩▲35歩△同歩▲同銀△34歩と進行

△34歩まで

(上写真)△34歩に対して、▲24銀は△14歩で銀バサミ。
▲44歩も△33銀▲43歩成△同金で上手の金銀が働いてしまいます。
最初の局面からの▲34歩~▲35歩(継ぎ歩)が銀の進出を図った手筋ではありますが、
上手の遊び駒(金銀)に働きかける手となってよくありませんでした。
 銀多伝の難しいところは、①▲46銀を攻めに使うと銀多伝も乱れてしまうこと、
②▲78金が残ったままで働きにくいというところ。
しかし、四枚落ちでは端攻めが可能です。
「46の銀」は攻めると見せ掛けるだけで番犬の様に居座られれば上手は困ります。
銀多伝+端攻めは、以前のレッスン日記で紹介していますので参考にしてください。

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